ご利用規約

1.1. 2021年9月1日から、シンガポール航空が提供する唯一の法人向けトラベルプログラムがHighFlyerとなります。シンガポール航空のHighFlyerは、当面の間、HighFlyerの共同ブランドコーポレートカードの発行先または発行元である関連企業を含む、あらゆる企業にご利用いただけることとします。HighFlyerに参加するすべての企業は、HighFlyerのベーシックステータスに登録されます。対象企業には、シンガポール航空の独自の裁量により、HighFlyerシルバー、HighFlyerゴールド、またはHighFlyerプラチナの3つのステータスが付与されます。

1.2. 参加を申し込む企業は、当該国の法務局により正式に法人登記された合法的な事業体であり、要請に応じてその登記証明を提示できなければなりません。要請に応じて登記証明を提示できない申請については、シンガポール航空独自の裁量により参加の是非を判断するものとします。

1.3. シンガポール航空のHighFlyerは、一部の国ではご利用いただけません。各国における本プログラムの可用性は、事前の通知なく、またシンガポール航空独自の裁量で更新・変更されることがあります。HighFlyerシルバー、HighFlyerゴールド、HighFlyerプラチナの必須参加基準は、国ごとに異なる場合があり、シンガポール航空独自の裁量により決定されます。

1.4. 個人、旅行会社、航空券仲介業社、卸売業者のお客様は、シンガポール航空HighFlyerプログラムにご登録いただけません。ただし、シンガポール航空の独自の裁量により、個別の事情に基づき例外を許可する場合があります。

1.5. 同一国の単一の企業が複数の登録を行うことは、いかなる時点でも許可されません。

1.6. 入会金は、別途通知があるまで免除されます。

1.7. シンガポール航空は、シンガポール航空HighFlyerへの入会申請（参加申込み）を拒否する権利を留保します。

1.8. 本プログラムへの申込みは、企業から許可を受けた担当者がhttps://www.singaporeair.com/sq-corporate/hf-landing-page/よりオンラインで行う必要があります。

1.9. 参加申込み処理には、オンライン登録フォームの連絡先などの必須項目をすべて記入する必要があります。情報が不正確または不完全な申請は拒否されます。

1.10. 企業の主連絡先となる担当者を、企業の「コーポレート・トラベル・マネージャー（CTM）」と呼びます。CTMは、当該企業のHighFlyerアカウントに関するすべてのお取引に責任を有するものとします。

1.11. シンガポール航空が独自の裁量により許可する場合を除き、複数のHighFlyerアカウントについて同じCTMを指名することはできません。

1.12. 登録時にコーポレートID、法人用オンライン予約プラットフォームのログインユーザー名とパスワードが、CTMにEメールで送られます(「登録通知」)。この条件は、登録通知の日付(「発効日」)より、シンガポール航空HighFlyerプログラムへのお客様の参加に適用されます。

1.13. 法人アカウントがシンガポール航空によりシンガポールを拠点として管理されている企業の場合、従業員の航空券利用によるHighFlyerポイントを獲得するには、当該従業員が有効な個人向けクリスフライヤー会員資格を保持している必要があります。CTMとそのアシスタント(以下「ACTM」)だけが、企業のコーポレート・トラベラー(以下「CT」)を法人トラベル出張者として、企業のHighFlyerアカウントに追加・削除できます。

1.14. 同一CTを同時に複数のHighFlyerアカウントに登録することはできません。

1.15. HighFlyerアカウントに登録したそれぞれのクリスフライヤーアカウントに対して、クリスフライヤー会員の利用規約が適用されます。

1.16. 発効日から30か月以内に、企業のHighFlyerアカウントで取引がなかった場合、HighFlyerアカウントは自動的に失効します。ただし、HighFlyer共同ブランドコーポレートカードが企業に対して、または企業に関連して発行された場合、企業は、HighFlyer共同ブランドコーポレートカードの支出を通じて、HighFlyerポイントを引き続き獲得できます。

1.17. 企業のHighFlyerアカウントがHighFlyer共同ブランドコーポレートカードにリンクされていない限り、36か月以内に企業のHighFlyerアカウントで取引(発生または交換)がなかった場合、アカウントは自動的に失効します。有効期限が切れると、企業のHighFlyerアカウントで蓄積されたすべてのHighFlyerポイントは直ちに失効します。

1.18. いずれかの当事者は、他方当事者に30日前の書面で通知を行うことにより、HighFlyerの会員資格および本プログラムへの参加を終了できます。

1.19. シンガポール航空は、以下のような特定の事象が生じた場合、企業のHighFlyer会員資格の一時停止、以後の恒久的な参加排除、またはHighFlyer会員資格の終了を行う権利を留保します。

1. 企業がHighFlyer会員規約に違反した場合
2. 企業がHighFlyer会員資格に関連して不誠実な行為を行なった場合
3. 企業がシンガポール航空の要請に対し、HighFlyerポイントの付与対象となるCTが当該企業の社員であることを証明する証拠書類を提供できなかった場合
4. 本プログラムの運営により、シンガポール航空が決済サービス法に基づくライセンス、承認、登録、または規制を受ける必要が生じた場合
5. 本プログラムの運営により、シンガポール航空が決済サービス法に違反する結果となるかその可能性がある場合
6. 当局(シンガポールの金融管理局など)が本プログラムの運営中止または本プログラムの再構築をシンガポール航空に指示・命令した場合

上記の事由一覧はすべてを網羅してはおらず、シンガポール航空は理由の如何を問わず、独自の裁量により適切とみなす場合、どの企業のHighFlyerアカウントをも閉鎖できる権利を留保します。利用規約の不履行・違反があった場合、シンガポール航空はその解決のため、企業にEメールまたは電話で連絡します。利用規約の不履行・違反の発生から28日以内に当該企業との連絡が取れない場合、または同期間内に当該企業が利用規約の不履行・違反を解決できない場合、シンガポール航空は当該企業の法人HighFlye会員資格を終了する権利を留保します。

1.20. 企業は、HighFlyer会員資格が一時保留された場合、当該企業のアカウント内に貯まったHighFlyerポイントを一切使用することができなくなることを認め、同意します。HighFlyerポイントの有効期限は事前に決定されているため、会員の活動停止中に当該HighFlyerポイントが期限切れになる場合があります。企業は、活動再開が認められた後に、有効期限が残っているHighFlyerポイントを利用できます。企業のHighFlyer会員資格が終了した場合、獲得したHighFlyerポイントは、補償なしで失効します。企業が活動停止、永久追放、または会員資格剥奪になった場合、当該企業の活動停止または永久追放に伴って発生したすべての損害賠償、訴訟費用その他の関連費用については、当該企業が支払う責任を負うものとします。

2.1. 企業のCTMは、HighFlyerアカウントの副管理者として、ACTMを任命することができます。

2.2. 各企業はそれぞれ一度に最大3人のACTMと30名のCTをHighFlyerアカウントに登録できます。

2.3. 発行日から1か月間(「開始期間」)、HighFlyerベーシックステータスの企業は、アカウントに関わるCTのリストを無制限に変更できます。ただし、CTの最大数は常に30人です。

2.4. 開始期間が経過すると、HighFlyerベーシックステータスに属する企業がCTのリストを変更できる回数は、1か月に5回までです。変更とは、各CTの追加または削除を意味します（例：CTを1人削除し、同じ月に2人追加すると、その月の変更回数は合計3回になります）。

2.5. CTが退職した場合、企業はできるだけ早くCTリストから当該CTを削除してください。

3.1 各企業のCT、CTM、ACTMは、シンガポール航空のオンライン法人用オンライン予約プラットフォーム、シンガポール航空の発券オフィス、コールセンター、またはシンガポール航空の発券を認可された旅行会社を通じて、HighFlyerポイント獲得の対象となる航空券を直接購入できます。シンガポール航空・モバイルアプリの法人予約タブで発行された航空券を除き、シンガポール航空・モバイルアプリ(通常のフライト検索ページなど)の他の手段で発券された航空券はすべて、HighFlyerポイント獲得の対象となりません。

3.2 企業の法人ID（3桁か5桁の英数字コードが登録通知時に付与されます）と旅行者の個人クリスフライヤー会員番号を予約時に登録しないと、企業のHighFlyerアカウントにHighFlyerポイントが加算されません。HighFlyerポイントの加算要件は国によって異なり、シンガポール航空独自の裁量により決定されます。

4.1. HighFlyerポイントは、HighFlyerプログラムにおける基本評価単位です。

4.2 HighFlyerプログラムのすべての企業に、HighFlyerポイントの付与先となるHighFlyerアカウントが割り当てられます。HighFlyerポイントを直接現金に換えることはできません。

4.3 常に第4.5項～4.8項に従うことを条件として、HighFlyerポイントは、シンガポール航空で発券されたシンガポール航空運航の対象フライト、および次の段落で詳述する「対象フライト」にあたる、ルフトハンザ　ドイツ航空、スイス・インターナショナル・エアラインズ、スクートの運航によるコードシェア便で積算することができます。その他の航空会社の運航によるシンガポール航空のコードシェア便は対象外です。

HighFlyerポイントは、シンガポールまたはオーストラリアからドイツ、スイス、オーストリア、ベルギーへの旅行に対して2018年4月2日以降に発行されたSQ、LH、またはLX航空券発券された対象のルフトハンザ ドイツ航空(LH)およびスイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)の運航便で獲得することができます。S、T、L、Kの予約クラスで発券された航空券は、HighFlyerポイントの加算対象とはなりません。

HighFlyerポイントは、SQ航空券で発券された対象のスクート（TR）運航便またはスクートの予約で獲得することができます。このようなTR予約は、https://makeabooking.flyscoot.com/portal/highflyerloginのHighFlyerポータル経由で行われたものです。TまたはIの予約クラスで発券された予約は、HighFlyerポイントの加算対象とはなりません。

4.4. 有効なクリスフライヤー会員である登録従業員が対象フライトの搭乗を終え、有効な企業IDなど、すべての必要情報を予約時に提供していれば、企業のHighFlyerアカウントにHighFlyerポイントが加算されます。HighFlyerポイントの加算要件は国によって異なり、シンガポール航空独自の裁量により決定されます。

4.5. HighFlyerポイントは、対象フライトの公示運賃に対してのみ付与されます。誤解を避けるために付言すると、団体運賃、幼児運賃、法人割引運賃（本規約の第7条に従って発行された運賃を含む）、プロモーション運賃、交渉・契約運賃で発行された航空券/予約は、HighFlyerポイントの加算対象から除外されます。

4.6. VまたはKの予約クラスで発券された航空券/予約は、HighFlyerポイントの加算対象となりません。QまたはNの予約クラスで発行された航空券は、50%のHighFlyerポイントのみ加算されます。

4.7. 企業のHighFlyerへの登録前に航空券/予約が発行された場合、HighFlyerポイントは付与されません。

4.8. 企業のHighFlyerアカウントまたは対応CTのクリスフライヤーアカウントが休止状態の場合、対象フライトを利用してもHighFlyerポイントは加算されません。

4.9. 各対象フライトで付与されるHighFlyerポイント数は、「空港税・政府諸税・流通費を除くシンガポールドルの基本運賃額」×「企業のHighFlyerステータスと発券された予約クラスの付与率」の積で算出されます。

4.10. 付与率は、全4種のHighFlyerステータスで異なる場合があります（ HighFlyerベーシック、HighFlyerシルバー、HighFlyerゴールド、HighFlyerプラチナ）。シンガポール航空は独自の裁量により、事前の通知なく付与率を改定する権利を留保します。

4.11. クリスフライヤープログラムの利用規約に従い、関連する各クリスフライヤーアカウントは、引き続きクリスフライヤーマイルを獲得できます。同時に企業は、関連するクリスフライヤーアカウントの対象獲得フライトに対してHighFlyerポイントを獲得できます。

4.12. 企業に付与されたHighFlyerポイントを、別のHighFlyerアカウントに譲渡することはできません。

4.13. 対象フライトの利用で付与されたHighFlyerポイントが、企業のHighFlyerアカウントに反映されるまで、最長で4週間かかります。CTMおよびACTMは、法人用オンライン予約プラットフォームからHighFlyerアカウントにアクセスすることができます。

4.14. 万一、対象フライトの搭乗後にHighFlyerポイントが加算されなかった場合、CTMはフライト利用日の6か月以内に法人用オンライン予約プラットフォームからHighFlyerポイントの事後申請を送信することができます。搭乗日から6か月を経過して送信された付与申請は受け付けられません。

4.15. 企業に対し、HighFlyerプログラムの提携パートナーからボーナスHighFlyerポイントが付与される場合があります。その場合、付与されたボーナスHighFlyerポイントが当該企業のHighFlyerアカウントに反映されるまで、通常より長い期間がかかることがあります。

4.16. 企業のHighFlyerポイントは、付与された日の月末から3年が経過した日の23時59分（シンガポール時間、GMT+8時間）に期限切れとなります。例：2017年7月に企業のHighFlyerポイントに付与されたHighFlyerポイントは、2020年7月31日のシンガポール時間（GMT+8時間）23時59分に期限切れとなります。

4.17. HighFlyerポイントの有効期限は延長できません。期限切れとなったHighFlyerポイントはすべて無効となります。

5.1. 付与されたHighFlyerポイントは、法人用オンライン予約プラットフォームで、シンガポール航空の航空券を公示運賃額で購入する場合にのみ使用できます。旅行会社、シンガポール航空の発券オフィス/コールセンターなど、これら以外の方法で航空券を購入する場合、HighFlyerポイントを使用することができません。特典航空券トは、企業のHighFlyerアカウントに既に関連付けられ、クリスフライヤー会員番号がHighFlyerアカウント内のCTプロファイルに登録されているCTにのみ発行され、使用することができます。HighFlyerポイントを使用して、空港税を含む航空券の全額または一部を支払うことも可能です。

5.2. HighFlyerポイントは、超過手荷物や事前座席指定にも利用できます。

5.3. HighFlyerポイントを航空券の全額または一部のお支払いに利用するには、企業のアカウントに1,050HighFlyerポイント以上蓄積されていなければなりません。シンガポール航空は、独自の裁量により、この最低HighFlyerポイント数を改定する権利を留保します。

5.4. HighFlyerポイントは、クリスフライヤープログラムでのご利用や現金との交換ができません。

5.5. 航空券、有料座席、超過手荷物の料金に企業のHighFlyerポイントを使用できるのは、当該企業のCTMとACTMだけです。

5.6. HighFlyerポイントの付与に関するHighFlyerプログラムの現行利用規約に基づき、HighFlyerポイントを航空券の支払いの一部として充当した場合、現金など、HighFlyerポイント以外の方法で支払った残額分に対して、HighFlyerポイントが付与されます。

5.7 HighFlyerポイントで購入した航空券を、CTのクリスフライヤーマイルを使用してアップグレードすることはできません。

5.8. HighFlyerポイントをクリスフライヤーマイルに交換する

1. HighFlyerポイントをクリスフライヤーマイルに交換するためのポイント交換フォームを提出できるのは、HighFlyerポイントを使用できるCTMとACTMだけです。これは、選ばれたCTのクリスフライヤーアカウント(「対象クリスフライヤーアカウント」)に加算されます。
2. マイルを受け取る指定クリスフライヤーアカウントは、ポイント変換フォームを提出する時点で有効で、そのクリスフライヤー会員は資格あるコーポレートトラベル出張者でなければなりません。
3. HighFlyerポイントをクリスフライヤーマイルに一旦変換した後で、そのHighFlyerポイントをHighFlyerアカウントに戻すという逆の手続きはできません。
4. 第5.8条(e)に従い、HighFlyerポイントからの交換で、各クリスフライヤーアカウントが受け取れるクリスフライヤーマイルは、どのHighFlyerアカウントから交換したかに関わりなく、1年間に最大30,000マイルです。
5. 各HighFlyerアカウント:
1. HighFlyerポイントからクリスフライヤーマイルへの交換に関して、選択した最大5つのクリスフライヤーアカウントにのみリンクするものとします。
2. また、HighFlyerポイントを1年につき最高150,000 クリスフライヤーマイルまで交換できるものとします。

5.9 スクートのEバウチャー

1. 第5.9条の目的に照らして、「バウチャー」とは特にHighFlyerスクートバウチャーを指し、スクートが提供する他のバウチャーのことではありません。
2. このバウチャーの所有者は、（バウチャーに記載の額面）金額を、スクートが運航するフライトのみでご利用いただけます。バウチャーは、シンガポール航空、ヴァージン・オーストラリア、現在と将来のスクートのインターライン提携会社(例:エーゲ航空、オリンピック航空)、バリューアライアンス加盟航空会社 （セブ パシフィック、セブ ゴー、ノックエア、バニラエア、チェジュ航空、タイガーエア・オーストラリア）が運航するフライトには利用できません。
3. HighFlyerポイントをバウチャーに交換するには、CTM/ACTMは、www.singaporeair.comからシンガポール航空の法人用オンライン予約プラットフォームにログインし、HighFlyerアカウントの認証情報を使用して、取引を行う必要があります。
4. 10、50、100、500シンガポールドルの額面で最大10枚までバウチャーを同一取引で発行できます。
5. 一度発行したバウチャーは払い戻しはできません。
6. バウチャーを使用できるのは、HighFlyerプログラムに登録済みの同一企業の、HighFlyerポイントをバウチャーと交換したCTだけです。
7. 複数のお客様が同じ旅程に含まれる場合、各自のバウチャーを合算して、その旅程のお支払いに利用できます。
8. バウチャーをスクートの他のバウチャーと合算して、同じ旅程のお支払いに利用することも可能です。バウチャーの利用条件がそれぞれ適用されます。
9. バウチャーは別途明記されていない限り、運賃、付帯サービス、インターネット予約変更手数料のお支払いにご利用いただけます。
10. バウチャーは、電子ビザ、旅行傷害保険、スクートプロテクト、乳幼児運賃、カード支払い手数料、乳幼児手数料にはご利用いただけません。
11. バウチャーは、flyscoot.comでのインターネット予約のお支払いにのみご利用いただけます。
12. バウチャーは旅行会社での予約、または団体予約にはご利用いただけません。
13. バウチャーは空港でのご購入やサービス代金、機内販売、機内サービス代金のお支払いにはご利用いただけません。
14. バウチャーは発行後、180日間ご利用いただけます。
15. バウチャーでの旅行の予約は、バウチャーの有効期限内に行う必要があります。
16. バウチャーの有効期限は延長できません。
17. バウチャーでの支払いには、全ての標準運賃規則およびご利用運賃の運賃規則が適用されます。
18. ご旅程金額がバウチャーの金額を上回る場合、差額はクレジットカードでお支払いいただきます。AXSや銀行振込など、インターネット決済によるお支払いは受け付けていません。
19. ご購入後に、バウチャーの余剰額は無効になります。例えば、500シンガポールドルのバウチャーで490シンガポールドルのフライト予約と換金した場合、10シンガポールドルの残高は失効します。
20. 発行したバウチャーを利用しなかった場合も、現金またはクレジット金額の払い戻しは行われません。
21. シンガポール航空およびスクートは、バウチャーを利用しない場合の責任を一切負いません。

5.10 ルフトハンザ ドイツ航空とスイス・インターナショナル・エアラインズのEバウチャー

1. 第5.10条の目的に照らして、「バウチャー」とはルフトハンザとスイス・インターナショナル・エアラインズのHighFlyerバウチャーを指し、両社が提供する他のバウチャーのことではありません。バウチャーは、シンガポールまたはオーストラリアで登録された法人アカウントでのみ交換できます。
2. バウチャーは、所有者に対してシンガポール発の旅行だけに適用される金額（バウチャー記載の額面）を保有する権利を付与します。HighFlyerポイントをHighFlyerルフトハンザ ドイツ航空と HighFlyerスイス・インターナショナル・エアラインズバウチャーに交換するには、CTM/ACTMはシンガポール航空の法人用オンライン予約プラットフォームにログインして、取引を行う必要があります。
3. 同一の申請で複数のバウチャーを発行できます。発行されるバウチャーは、50シンガポールドルの単一額面のみです。
4. 一度発行されたバウチャーは、払い戻しできません。
5. バウチャーは、HighFlyerプログラムに登録された同じ企業のCT(複数の場合あり)で、
6. バウチャーの引き換えにポイントを使用した場合にのみ使用できます。
7. 同じご旅程内の複数のお客様が、各自のバウチャーを組み合わせてその旅程のお支払いに利用できます。
8. バウチャーは、他のルフトハンザ ドイツ航空およびスイス・インターナショナル・エアラインズのトラベルバウチャーと組み合わせて、同じ旅程での支払いを相殺できます。バウチャーの利用条件がそれぞれ適用されます。
9. バウチャーは、特に記載がない限り運賃の交換に有効です。
10. バウチャーは、Lufthansa.comまたはSwissair.comでのオンライン予約にのみご利用いただけます。
11. バウチャーは旅行会社のご予約、または団体予約にはご利用いただけません。
12. バウチャーは空港でのご購入やサービス料金、機内販売、機内サービス料金のお支払いにはご利用いただけません。
13. バウチャーは発行後、30日間ご利用いただけます。
14. バウチャーでの旅行の予約は、バウチャーの有効期限内に行う必要があります。
15. バウチャーの有効期限は延長できません。
16. バウチャーでの支払いには、運賃の標準運賃規規則とご利用の運賃規則が適用されます。
17. ご旅程金額がバウチャーの金額を上回る場合、差額はほかの手段でお支払いいただく必要があります。
18. ご購入後に、バウチャーの余剰額は無効になります。例えば、500シンガポールドルのバウチャーで490シンガポールドルのフライト予約と換金した場合、10シンガポールドルの残高は失効します。
19. 発行したバウチャーを利用しなかった場合も、現金またはクレジット金額の払い戻しは行われません。
20. シンガポール航空、ルフトハンザ ドイツ航空、スイス・インターナショナル・エアラインズは、バウチャーが利用されない場合、いかなる責任も負いません。

5.11 ラウンジパス

1. 「ラウンジパス」とは、シンガポール航空がHighFlyerポイントを利用した特典交換オプションとして提供するラウンジパスを指します。シンガポール航空は、独自の裁量により、ラウンジ運営者または第三者のラウンジパス提供者(「ラウンジパートナー」)と提携することがあります。
2. ラウンジパスを利用する場合、企業はラウンジパートナーからラウンジパスの発行とサービスについて連絡を受けることに同意することとします。シンガポール航空は、企業とラウンジパートナー間のやり取りについて責任を負わないものとします。
3. 企業へのラウンジパスの発行には、最長で1週間かかることがあります。一度発行されたラウンジパスは払い戻しできません。
4. ラウンジパスの交換に必要なHighFlyerポイント数は、シンガポール航空の独自の裁量で変更になる場合があります。
5. ラウンジパスは、一部または全部を現金に交換することはできません。またご利用は1回限りです。
6. 紛失、破損、期限切れの場合、ラウンジパスは交換できません。
7. 各ラウンジのご利用には、ラウンジパートナーの利用規約が適用されます。ラウンジのご利用には、以下の追加規約が適用されます。ただし、ラウンジパートナーの規約に別段の記載がある場合はこの限りではありません。
1. サービス施設のご利用は、空き状況によります。ラウンジパートナーは、規定の連続使用時間である3時間になった時点で、ラウンジパスの保有者にラウンジの退室を要請できます。また、ラウンジパートナーはその合理的な判断により、満席状態を理由に、いかなる責任も負うことなく、ラウンジへの入場を拒絶する権利を有します。
2. ラウンジパートナーは、ラウンジパスの利用者が酩酊していたり、他の利用者やスタッフに迷惑をかけたり、ラウンジの平穏を妨げたりしていると判断した場合、入室を拒絶できます。
3. ご利用になる前に、有効なラウンジパスをラウンジパートナーに提示しなければなりません。
4. ラウンジパートナーのラウンジに入室するすべてのお客様は、服装や振る舞いにご注意ください。お客様には、スマートカジュアルな服装で、足元が覆われた靴を履かれることを強くお勧めします。
5. 提供される飲食物や定期刊行物は、ラウンジ内で消費・使用するものであり、持ち出しはできません。
6. ラウンジパートナーでの滞在期間の延長や付加サービスは、ラウンジパートナーの自由裁量により、空き状況によってはご利用いただけない場合があります。延長や付加サービスは、HighFlyerの会員自身の費用で行うものとします。
7. ラウンジで紛失・盗難に遭った個人所有物について、ラウンジパートナーは責任を負いません。
8. ラウンジパートナーは、提供されるすべての商品やサービスについて全責任を負い、ラウンジパスの使用には、常に本規約の第8.9条が適用されます。

5.12 クリスフライヤー・エリートゴールド(「KFEG」)会員資格

1. 会員資格がHighFlyerシルバー、HighFlyerゴールド、HighFlyerプラチナの企業は、HighFlyerポイントを使用して、KFEG会員資格を当該企業の登録CT用に交換できます。会員資格のアップグレードは手続きに最長で1週間かかる場合があり、シンガポール航空は、特定の暦年内のKFEG会員資格の交換割当数などの理由により、いかなる要請をも却下する権利を留保します。
2. すべての参加企業に対して、1年間に交換できるのは1,000件名のKFEG会員資格のみです。シンガポール航空は、独自の裁量により、この割当数を変更することができます。
3. クリスフライヤー会員規約は、KFEG会員資格が付与されたCTのクリスフライヤーアカウントに引き続き適用されます。
4. KFEG会員ステータスへの交換に必要なHighFlyerポイント数は、シンガポール航空の独自の裁量により変更される場合があります。
5. KFEG会員資格のアップグレードを付与されたCTは、通常翌年の利用規約の対象となります（https://www.singaporeair.com/ppsclub-krisflyer/krisflyer/krisflyer-elite-gold/）。

6.1. HighFlyerマイルストーン・リワードは、本規約に定める資格基準を満すHighFlyerアカウントに付与されます。

6.2. HighFlyerシルバー/ゴールド/プラチナステータスの場合、HighFlyerマイルストーン・リワードは、シンガポール航空便の割引に関する補足文書（本規約の第7.1条に定義）に定める資格条件を満たした場合に限り、資格期間内に付与されます。HighFlyerベーシックステータスの場合、企業からの飛行金額がシルバーステータスを満たす最低購入金額の10%と40%に達した時点で、HighFlyerマイルストーン・リワードが付与されます(https://www.singaporeair.com/sq-corporate/hf-landing-page/) 。対象期間の延長、または選択したHighFlyerマイルストーン・リワードの獲得に必要な最低飛行金額の免除はありません。

1. HighFlyerベーシックステータスに属する企業のマイルストーン・リワードの認定期間は、HighFlyer アカウントの登録月に始まり、11か月後に終了します。そして、マイルストーン認定に向けて追跡される飛行金額がリセットされます。例：2021年9月にHighFlyerアカウントが開設された企業の場合、資格期間は2021年9月から2022年8月31日までとなります。
2. HighFlyerのシルバー、ゴールド、プラチナステータスの各企業のマイルストーン・リワードの資格期間は、HighFlyerアカウントがシンガポール航空と契約した月に始まり、11か月後に終了します。そして、マイルストーンの資格取得に向けて追跡される飛行金額がリセットされます。例：2021年9月にHighFlyerシルバーステータスと関連特典の契約をシンガポール航空と締結した企業の場合、資格期間は2021年9月から2022年8月31日までとなります。

6.3. 企業のHighFlyerステータスがマイルストーン・リワードの認定期間の途中で変更された場合、当該認定に向けて追跡された飛行金額は、新しい資格に適用される新認定期間が適用される時点でリセットされます。例：2021年9月にHighFlyerアカウントが開設され、2021年12月にHighFlyerシルバーステータスにアップグレードされた企業の場合、HighFlyerシルバーステータスのマイルストーン・リワードの資格期間は2021年12月から2022年11月までです。2021年9月から2021年11月までのHighFlyerベーシックのマイルストーン・リワードの飛行金額は、HighFlyerシルバーのマイルストーン・リワードの対象外となります。

6.4. HighFlyerマイルストーン・リワードは、それぞれの資格基準を満たした日から最長6週間で発行されます。第三者プロバイダー(ラウンジパートナーなど)がHighFlyerマイルストーン・リワードを付与する場合(以下「TP特典」)、企業は、当該プロバイダーがマイルストーン・リワードの発行、提供、サービスを目的として記録済みCTMに連絡することに同意します。シンガポール航空は、このような第三者プロバイダーと企業間のやり取りについて責任を負いません。

6.5. シンガポール航空は独自の裁量により、事前の通告なしに、特典内容や受け取り要件を含むエリートゴールド特典プログラムを改定する権利を留保します。

6.6. シンガポール航空は独自の判断により、参加企業ごとにカスタマイズしたHighFlyerマイルストーン・リワードを設定する権利を留保します。これには、異なる特典の付与や、資格条件の調整が含まれます。

6.7. 特定のHighFlyerマイルストーン・リワードの利用規則を統括する、その他の利用規約が適用される場合があります。

7.1. シンガポール航空は、HighFlyerシルバー/ゴールド/プラチナステータスに分類された企業に、法人向け先行割引運賃(「割引」)を提供します。これは企業と関連会社の従業員、近親者、顧客、コンサルタント、請負業者向けに企業がシンガポール航空から航空券を購入する場合に適用され、企業が随時要請し、企業またはその関連会社(以下、総称して「対象旅客」という)が支払い、業務目的の旅行が対象となります。第7条の目的に照らして、「関連会社」には以下を含むものとします。

1. 企業を支配する会社
2. 企業が支配する会社
3. (a)または(b)に定める事業体が支配する会社

上記の「支配する」とは、議決権を有する発行株式の50%を超える直接的・間接的な法的・受益的所有権を意味します。

7.2. 適用される割引は、特定の時期と条件に基づき、シンガポール航空が別文書(「割引に関する補足文書」)に基づき書面で通知します。割引は、割引に関する補足文書に定める日付(以下「割引適用日」という)から有効になるものとします。割引は、シンガポール航空独自の絶対的な裁量により、随時変更される場合があり、企業に対して自動的に拘束力を持つものとします。

7.3. 割引は、その国(以下「関連国」)の販売場所またはシンガポール航空が出発運賃を提供している国の航空券を発券した地点において付与され、割引に関する補足文書に記載されているとおり、対象旅客が関連国から出発する旅行のみを目的としています。企業は、他のいかなる目的にも（本規約に明示的に記載されていない限り）割引を使用することができず、また他のいかなる人物にも割引を再販その他の方法で提供してはなりません。HighFlyerプログラムの利用規約は、企業にとって機密事項であり、シンガポール航空の事前の書面による承諾なしに第三者に開示してはなりません。承諾はシンガポール航空独自の絶対的な裁量により付与されます。本プログラムに基づくすべての購入は、最終的に、企業や関連会社が支払わなければならず、他の当事者が支払うことはできません。企業がこの目的で利用する旅行管理会社は、シンガポール航空の航空券発行を認可された旅行会社でなければなりません。シンガポール航空からの要請に応じて、企業は、これらの諸条件が遵守されていることを示す証拠書類をシンガポール航空に提出します。

7.4. 割引が提供される企業は、シンガポール航空を、承認されたサプライヤーリスト上の「優先航空会社」に指定するものとし、出張する企業の従業員に伝えるものとします。また企業は、シンガポール航空が「優先航空会社」に指定されたことを、指定旅行会社に伝えるものとします。

7.5. 企業が必要と認めた場合、割引対象日以前の任意の時点で、シンガポール航空が法人用オンライン予約ツール(「OBT」)へのアクセスを許可し、合意の割引がOBTに正常にロードされていることを確認します。

7.6. 企業が第7.1条と第7.2条に定める以外の目的で割引を使用した場合、業績目標に達しなかった場合、または第三者に不正に開示した場合など、シンガポール航空は独自の絶対的な裁量により、書面による通知をもって、随時企業のHighFlyerステータスとそれに関連するすべての特典の取消/再割当、またはプログラムへの参加停止を行うことができます。取消や停止によって、シンガポール航空が行使できる権利や終了前に累積した権利が損なわれることはありません。

7.7. 法人トラベルプログラムを含むシンガポール航空とのその他の法人割引契約は、割引対象日をもって終了し、本契約条件が適用されることに企業は同意することとします。

8.1. 適用法規で禁じられている場合を除き、シンガポール航空は、企業に付与されたHighFlyerポイント、特典の価値に影響を及ぼす可能性のあるプログラム規約またはプログラム特典についても、事前の予告なしに変更・改定する権利を留保します。変更掲示後の継続参加や会員資格の終了不履行は、お客様がこのような変更を受け入れたものとみなされます。シンガポール航空は、以下を含む決定や規定に関する変更・改定を随時施行する権利を留保します。

1. HighFlyerプログラムの提携パートナー企業および協賛企業
2. HighFlyerポイントの付与または積算に関する規定
3. HighFlyerポイントの使用および対象都市に関する規定
4. 特別なキャンペーンやプロモーションの内容。プログラムの提携パートナーが提供する特典は、当該提携会社のHighFlyerプログラムへの継続的な参加に左右されます。

8.2. 企業がHighFlyerアカウントを悪用または不正利用しているとシンガポール航空が認識した場合、シンガポール航空独自の裁量により当該HighFlyerアカウントは即時使用停止とし、以後決済を続行できないようにします。そのような事由が生じた場合、シンガポール航空の独自の裁量により、アカウント再開の是非を決定するものとします。

8.3. CTMとCTの個人情報の取り扱いに関する情報は、シンガポール航空のプライバシーポリシーに記載されています。

8.4. シンガポール航空は、企業のHighFlyerメンバーシップへの登録またはHighFlyerプログラムへの参加に起因する企業や企業のCTのいかなる収入、利用、実施、その他に関する納税義務についても一切の表明・保証を行いません。例えば、企業が営業支出の結果としてHighFlyerポイントを取得した場合には、そのような納税義務が発生する可能性があります。詳しい情報は、企業または企業のCTが、会計士・税理士に相談・確認することを推奨します。

8.5. HighFlyerメンバーシップへの登録または参加に起因する一切の納税義務については、企業が全責任を負います。

8.6. HighFlyerプログラムの特典の売買や交換は禁止されており、売買・交換された特典は破棄されます。また、本規則に違反した企業には、損害賠償、訴訟費用、取引費用の支払い責任が課される場合があります。

8.7. シンガポール航空は、プログラムの利用規約の遵守実態を調査する目的で、企業のHighFlyerアカウントを事前の通告なく随時監査する権利を留保します。

8.8. シンガポール航空は、プログラムの終了が、HighFlyerポイントの獲得や交換など、企業の権利に影響を与える場合でも、当社のプログラムの一部または全体を随時通告なく終了する権利を留保します。シンガポール航空は、プログラムの変更や終了によって生じた損失について、企業に対して一切の責任を負いません。

8.9. シンガポール航空は、TP特典やラウンジパスなど、第三者プロバイダーまたはプログラムパートナーが提供または約束する商品およびサービス（「パートナー製品」）について責任を負わないものとします。また、その合目的性、品質、完全性に関して、明示的にも黙示的にも表明や保証を行わず、パートナー製品に関連して被ったいかなる損失・損害についても、責任を負わないものとします。

8.10. シンガポール航空は、本利用規約の当社の義務を遂行する当社の子会社、下請業者、指定代行業者を支持し、本利用規約を譲渡または取り扱う権利を留保します。シンガポール航空は、合理的な制御が及ばない状況下における、当社下請業者または代行業者の業務の履行や不履行について、企業に対して一切の責任を負わないものとします。企業は、シンガポール航空の事前の書面による同意がなければ、本契約条件の全部または一部を譲渡または移転したり、本契約に基づくその履行を委任したりすることができません。

8.11. この利用規約が英語以外の言語で存在し、内容に英語版との矛盾が認められる場合、英語版の意味や解釈を最終的な判断基準とします。

8.12. シンガポール航空は、シンガポール航空のウェブサイトに掲載することで、当社の「利用規約」を解釈、適用、通知する権利を留保します。各件につき、シンガポール航空の決定を最終決定とします。

8.13. 現行の関連契約条件および一般運送約款は、本プログラムへの企業の参加に従って購入したすべての航空券に適用されます。

8.14. シンガポール航空および企業は、本プログラムに基づき一方の当事者が他方当事者に開示した情報およびデータ（該当する場合、割引に関する補足文書の割引率・条件など）を、他方当事者の書面による事前の承諾を得ることなく、第三者またはメディアに開示しません。このような機密保持義務は、本プログラムへの企業の参加の満了または終了後も存続するものとします。

8.15. 各当事者は、メディアへの発表、一般公開、本利用条件の義務について言及する前に、発表や投稿の草稿を提示して、他方当事者の書面による事前の同意を得るものとします。疑義を避けるために付言すると、本条項に基づく義務は、本規約の満了または終了後も制限なく存続するものとします。シンガポール航空は、共同事業(「JV」)提携航空会社に対して、(a)企業の名称、(b)本契約に基づき行われるJV路線に対する企業の年間支出、および(c)本契約に基づき企業のJV路線に対してシンガポール航空が付与する割引を開示することができます。

8.16. いずれの当事者も、不可抗力（暴動、反乱、偶発的爆発、水害、暴風雨、機械的障害、異常気象、労働災害、労働争議、ストライキ、停電、燃料不足、コンピュータシステム障害、人為的災害、天災など）による履行の遅延・不履行について責任を負わないものとします。両当事者による履行は、当該条件の期間中は停止し、当該条件が消滅した時点で再開することとします。不可抗力により、一方の当事者が本規約の義務を90日間連続で履行できない場合、他方当事者は、本プログラムへの本事業の参加を終了することができます。

8.17. 本規約において明示的に言及されたすべての文書、利用規約その他の証書は、本規約に明記されるとおり、本プログラム利用規約の一部を構成し、本プログラム利用規約へのいかなる言及も、これらすべての書面への言及とみなすものとします。本利用規約は、両当事者間の完全な合意を定め、その主題に関する従前のすべての合意、表明、声明、了解事項(口頭または書面を問わず)に優先します。企業は、本条件に対して、または本条件に関連してなされる声明、表明、保証、約束に関する唯一の権利および救済は、本規約の条件の違反に関するものであり、その他すべての権利および救済(不法行為または制定法に基づくものを含む)を除外することに同意します。

8.18. 企業は、シンガポール航空がシンガポール航空のサービスマーク、商標、ドメイン名、ロゴの単独かつ独占的な所有者であることを明示的に認めます。また企業は、本利用規約に別段の定めがない限り、シンガポール航空の事前の書面による同意なく、シンガポール航空のサービスマーク、ドメイン名、商標、ロゴをいかなる時も使用しないことに同意します。

8.19. 本利用規約中のある条項が、いずれかの法域の法律にでは何らかの点で違法、無効または執行不能とされる場合、当該法域においてのみ違法、無効または執行不能とされるものとし、それ以外の条項の当該法域における合法性、有効性または執行可能性には影響せず、当該法域以外のすべての法域における本プログラム規約のすべての条項の合法性、有効性または執行可能性にも影響しないものとします。

8.20. 本規約のいずれかの当事者による本プログラム利用規約に基づく権利、権能、または救済の履行に怠慢や遅延がないことは、権利放棄とはみなされず、また本契約のいずれかの当事者による権利、権能、または救済の単独または部分的な行使は、かかる権利、権能、または救済のその他の行使を妨げるものとはなりません。

8.21. いずれかの当事者の、本プログラム利用規約に含まれる条件に対する知識、黙諾、または違反は、当該条件の権利放棄とはみなされず、当該当事者が書面で明示的に放棄しない限り、かかる条件の権利放棄とはみなされないものとします。

8.22. 本プログラム利用規約は、シンガポール共和国の法令に準拠し、これに従って解釈されることとします。紛争が生じた場合には、シンガポール共和国に所在する裁判所の専属的司法管轄区に従うものとします。