シンガポール航空

シンガポール航空 Covid-19(2019年新型コロナウイルス感染症)に関する 航空券特別取り扱いポリシー利用規約

制定日:2020年4月9日、最終更新日:2021年1月25日



1. 対象

i. 第1条(iii)に該当する航空券を除き、このCovid-19に関する航空券特別取り扱いポリシー(以下「本規約」といいます。)は、シンガポール・エアラインズ・リミテッド(以下「SIA」といいます。)の航空券(618で始まる13桁の航空券番号のもの)と、シルクエアー(シンガポール)・リミテッド(以下「シルクエアー」といいます。)の全ての航空券(629で始まる13桁の航空券番号のもの)のうち、

a.以下のすべての基準を満たしているすべての航空券に対して、適用されるものです:
  (1) 2020年3月15日以前に発行されたものであること。
  (2) 利用されなかった当初の飛行日程が、2020年1月24日から2021年3月31日までの間に開始されるものであること。及び
  (3) SIA、シルクエアー又は当社の共同運航パートナーである航空会社のフライトとして予約されたものであること。(以下「対象航空券」といいます。)
b.2021年4月1日より前に運航する予定のフライトの少なくとも1フライトがCovid-19 の影響でキャンセルとなった(“キャンセルされたフライト”); もしくは
c.航空券特別取り扱いポリシー利用規約のもとにフライトクレジットを使用し発券または1つ以上のキャンセルされたフライトが含まれる; もしくは
d.その他の基準をSIAが独自の裁量で随時決定した場合。
(以下「対象航空券」といいます。)

ii. 本規約は、さらに、以下の航空券に対して適用されるものとします:

a.有効期間(但し、旅行開始日から1年間であるもの、又は航空券が全く使用されていない場合には当該航空券の発券日から1年間であるものに限る)が満了した航空券。及び
b.旅客が当該航空券により1回又は複数回のフライトを行った後に、なお、当該航空券のフライトの全日程が終わっていない航空券(以下「一部未使用航空券」といいます。)。但し、当該航空券が上記第1(i)条に規定された条件を満たすもの場合に限ります。

iii. 本規約は、以下のカテゴリーの航空券には適用されません。

a.直接的または間接的にかかわらず一般公開されていない割引運賃で発券された航空券:

(1)SIA、シルクエアーに指定された旅行会社でその旅行会社の社員が使用する(代理店割引航空券ともいう);
(2)SIA、シルクエアーの業界パートナー(業界割引航空券ともいう);
(3)SIAグループの社員(スタッフトラベル航空券ともいう);及び

b.搭乗者に無料で発券された航空券。

iv. 疑義を避けるために付言するに、上記の第1条(i)(a)、第1条(i)(b)、及び第1条(i)(d)は航空券の一部もしくは全額クリスフライヤーマイルもしくはハイフライヤーポイントを使用し支払いした航空券も含みます。


2.
フライトクレジット又は返金を選択する権利

i. 第2(v)条に該当する航空券を除き、対象航空券上に氏名が記載された旅客は、本規約の定めに従うことを条件として、以下のうち一つを選択することができるものとします:

a.その航空券の当初のフライトをキャンセルし、その航空券の未使用額について、フライトクレジットとして保持すること。
b.その航空券の未使用額について、返金を受けること。

ii. 対象航空券の未使用額についての定義は、以下の通りです。

a.全部が未使用の航空券の場合、その航空券の対価として支払われた税込み合計金額。
b.一部未使用航空券の場合、その航空券の対価として支払われた税込み合計金額から、既に使用されたフライト分の運賃を控除した金額。誤解を避けるために記載すると、SIAは、その裁量に基づいて、一部未使用航空券の未使用額の計算を行う権利を留保するものとします。

iii. 対象航空券に関し事前の座席選択や追加の手荷物許諾の対価として支払われた料金は、フライトクレジットとすることはできず、また旅客への返金の対象ともならないものとします。
 
iv. ある予約番号(これは、また、「旅客名記録」又は「PNR」とも呼ばれます)に複数の旅客名がある場合、当該予約番号又はPNRに記載されたそれぞれの方が、第2(i)条に記載された2つの選択肢の中から1つを選択する権利を持つものとします。誤解を避けるために述べると、同一の予約番号に複数の旅客名が記載されている場合、各旅客は、第2(i)条に記載された選択肢のうち他の旅客と同じものを選択する必要はありません。
 
v. SIAから別途許諾を受けない限り、以下の航空券上に指定された旅客は、航空券の未使用分をフライトクレジットとして保持することは認められません:

a.クリスフライヤー・プログラムに基づき交換することで取得したアワード・航空券(特典航空券)に、その氏名が記載されている旅客。この旅客には、当該アワード・航空券を取得するために用いられたクリスフライヤー・マイルの返還、及び支払われた税金額の返金を受ける権利が認められるものとします。
b.クリスフライヤー・プログラムに基づきマイルと現金の両方を用いて購入された航空券に、その氏名が記載されている旅客。この旅客には、当該航空券の取得のために用いられたクリスフライヤー・マイルの返還、及び(税金を含め)現金で支払われた残額の返金を受ける権利が認められるものとします。
c.ハイフライヤー・プログラムに基づき、ポイントと現金の両方を用いて購入された航空券に、その氏名が記載されている旅客。この旅客には、当該航空券の取得のために用いられたハイフライヤー・ポイントの返還、及び(税金を含め)現金で支払われた残額の返金を受ける権利が認められるものとします。

vi. 対象航空券上に、その氏名が記載されている旅客は、当該航空券の未使用額のうちの一部だけをフライトクレジットとして保有することはできません。また、当該旅客は、当該航空券の未使用額の残額の返金を受けることもできません。

3.
フライトクレジットを使用してなされた再予約に関するボーナス・フライトクレジットの付与

i. 以下の場合を除き、旅客がフライトクレジットを使用してフライトの予定を初めて予約した場合、当該旅客には、ボーナス・フライトクレジットが与えられます:

a.対象航空券の運賃が、子供又は乳幼児用の運賃であった場合、又は、
b.対象航空券が、一部未使用航空券である場合。

誤解を避けるために述べると、フライト予定の予約が2回目である場合、ボーナス・フライトクレジットは、付与されないものとします。

ii. その対象航空券の未使用額について、旅客がその返金を選択した場合、ボーナス・フライトクレジットは付与されないものとします。
 
iii. ボーナス・フライトクレジット対象航空券は上記の第1条(i)(a)、第1条(i)(b)、及び第1条(i)(d)に付与されます;
a. 対象航空券における客席のクラス設定に基づき、上記の第1条(i)(a)、第1条(i)(b)、及び第1条(i)(d); 及び
b. 新規のフライト予定を再予約する時点において、付与されるものとします。
 
iv. 再予約されたフライト予定の運賃がシンガポールドル建ての場合、ボーナス・フライトクレジットは、対象航空券の上記の第1条(i)(a)、第1条(i)(b)、及び第1条(i)(d)当初運賃いかんに拘わらず、以下によるものとします:

a.エコノミークラス:75シンガポールドル
b.プレミアムエコノミークラス:100シンガポールドル
c.ビジネスクラス:200シンガポールドル
d.ファーストクラス/スイート:500シンガポールドル

v. 再予約されたフライト予定の運賃が、シンガポールドル以外の通貨(以下「外国通貨」といいます。)建てである場合、ボーナス・フライトクレジットは、対象航空券の上記の第1条(i)(a)、第1条(i)(b)、及び第1条(i)(d)、当該外国通貨に関して、https://www.singaporeair.com/saar5/pdf/media-centre/BonusCreditsinLocalCurrency.pdf で公開されている通貨表に掲載された金額に基づき、当該外国通貨によって付与されるものとし、その通貨表に含まれていない外国通貨に関しては、SIAが定めるレートによって付与されるものとします。以下は、誤解を避けるための注記です:

a. SIAは、その理由を問わず、その裁量で、外国通貨交換レートの変更を含め、当該通貨表を変更する権利を留保します。
b. 新たなフライト予定の再予約がなされた時点でボーナス・フライトクレジットの付与が完了した後に、当該通貨表の変更がなされた場合、外国通貨でのボーナス・フライトクレジットに関し、いかなる追加クレジットも付与されないものとします。

 
vi. 対象航空券の上記の第1条(i)(a)、第1条(i)(b)、及び第1条(i)(d)に複数のクラスの客室が含まれている場合、ボーナス・フライトクレジットは、当該対象航空券に記載された客室のうちより上位のクラスを基準にするものとします。
vii. 第1条(i)(c)の対象航空券に付与されます:

a.同額のボーナス・フライトクレジットが元の旅程をフライトクレジットを使用し予約変更する際に付与されます、航空券間の客室クラスが異なる場合も対象です; もしくは
b.ボーナス・フライトクレジットは対象航空券の客室クラスに基づき、フライトクレジットを使用し旅程の予約変更をする際にボーナス・フライトクレジットが付与されない場合があります。

viii. 第3条(vii)に設定されているボーナス・フライトクレジット以外で、第1条(i)(c)の対象航空券は新しい旅程に予約変更した際に追加のボーナス・フライトクレジットを付与される権利がないものとします。


4.
フライトクレジットを使用した新規フライト予定の再予約

i. 旅客は、対象航空券あたり2件を上限とした当該旅客のSIAの新規フライト予定のためにのみ、フライトクレジットを利用することができるものとします。但し、各フライト予定のうち最後のフライトは、2021年12月31日以前であるものとします。

ii. 新規のフライト予定の再予約をする際、当該新規フライト予定の合計費用につき、(もしあれば)ボーナス・フライトクレジットが、最初に充当されるものとします。
 
iii. 保有するフライトクレジットが、新規フライト予定の費用全額に足りるものである場合(又は、ボーナス・フライトクレジットが適用される場合には、その適用後における当該新規フライト予定費用の残額全額に足りるものである場合)、新規フライト予定の全費用(又は、ボーナス・フライトクレジットが適用される場合には、その適用後における当該新規フライト予定費用の残額全額)は、フライトクレジットから控除されるものとします。その結果、フライトクレジットに残額が生じた場合(以下「残余フライトクレジット」といいます。)、当該残余フライトクレジットは、当該旅客の2番目のフライト予定の費用へ充当することができるものとします。
 
iv. その旅客の名義で保有されているフライトクレジットが(ボーナス・フライトクレジットが適用される場合はそれと併せて)、当該旅客の新規フライト予定の全費用に満たない場合、当該旅客は、新規フライト予定に関する追加費用を支払うものとします。
 
v. フライト航空券が(適用される場合は、ボーナス・フライトクレジットと併せて)新規フライト予定の再予約に使用された場合、その時点で、旅客に新たな航空券が発行されるものとします。この新規航空券に対しては、(該当する場合、再予約費用、返金条件及びキャンセル料を含め)新航空券に関する全ての運賃規則が、適用されるものとします。

vi. 誤解を避けるために述べると、旅客には、いかなる場合も、フライトクレジット及びボーナス・フライトクレジットを移転したり、合算したりすることは認められません。

vii. フライトクレジットの未使用分は、すべて、2021年12月31日で失効するものとし、それ以降、当該未使用分の返金を受けることはできません。また、残余フライトクレジットについては返金を受けることはできません。

5. 対象航空券の未使用額の返金


i. 旅客が、第2(i)(b)条に基づき、対象航空券の未使用額について返金を受けることを選択した場合、全てのキャンセル料は(クリスフライヤー・プログラムに基づいて引き換えられたクリスフライヤー・マイルの再預託に関する費用を含め)、不要とします。

ii. この返金は、航空券の有効期限満了前に行われるものとします。なお、航空券の有効期限満了日は、航空券の購入日から1年間です。

iii. 対象航空券の未使用額が返金された場合、旅客は、それ以降、対象航空券の未使用額をフライトクレジットとして保持することを選ぶことはできなくなり、また、ボーナス・フライトクレジットを受ける権利も失うこととなります。

6. 
変更:この規約の定めは、適用法規制により禁止されているものを除き、SIAの単独かつ絶対的な裁量に基づき、何らの通知をなすことなく、変更される場合があります。また、本規約のうち、旅客が再予約又は返金を行った時点で有効であった定めが、適用されることとなります。SIAは、本規約の定めの解釈、適用及び通知を行う権利を持つものとします。SIAが行った決定は、そのそれぞれの場合において、すべて最終的な決定であるものとします。

7. 責任の制限:SIAは、法律で許容される限度で、旅客によるフライトクレジットの使用を含め、本規約から又は何らかの形で本規約に関連して生じた傷害、損失、請求、(過失に基づくものを含む)損害について、たとえそれらが現実・付随的・特別・懲罰的・罰則的又は派生的なものであろうとも、一切責任を負いません。(もし責任を負う場合であっても)SIAの全ての損害、損失、費用及び支出に関する全責任は、それらの訴因を問わず、また契約責任、不法行為責任又はその他に基づくものであろうとも、当該旅客名で保持されているフライトクレジットの価値を超えないものとします。

8. 一般運送約款:航空機による旅客、手荷物及び貨物の運送、あるいはSIAが適宜行うプロモーションに関しては、本規約と異なる別の定めが適用されます。旅客がSIAの運航するフライトで旅行する場合、その航空機による旅客、手荷物及び貨物の運送に関しては、本規約に規定されたものを除き、SIAの「一般運送約款」が適用されます。お客様の手荷物の損失、損傷又は遅延に関して、SIAが負担する責任、及びSIAと共同運航を行っているパートナー航空会社が負担する責任は、共に、モントリオール条約及びワルシャワ条約、並びにその他の適用される法規制に基づいた範囲に制限されます。

9. 準拠法:本規約に規定され又は言及されている何らかの定めが、適用される法律、政府規制、命令又は要求事項と異なる場合であって、それら法律等の定めが当事者の合意によっては排除できない事項である場合、その限度において、本規約の定めは適用されないものとします。本規約の何らかの定めが無効となった場合であっても、他の定めの有効性に何ら影響を与えないものとします。


本規約において基準となる言語は英語であり、日本語の翻訳版は、当事者の便宜のためだけのものであることをここに確認します。また、日本語と英語とでその解釈に矛盾・抵触が生じた場合、英語の解釈を基準とします。