ペットとのご旅行
シンガポール航空ではペットを受託手荷物または貨物としてお預けいただくことができます。 ペットの同行には、各国のさまざまな規定があります。お客様とペットそれぞれのスムーズなご旅行のために、出発地、乗り継ぎ地、到着地の現地当局の規定および規制を事前にご確認の上、必要書類の準備を行ってください。
補助犬をお連れの場合は、こちらをご確認ください。
* ボーイング737の貨物室は温度調整機能がないため、ペットをお預かりすることができません。
運航上の理由により、ニューアーク発シンガポール行きSQ21便にはペットをお預かりすることができません。
ペットの輸送について
受託手荷物として同行する場合
生後3ヶ月以上のペットに限り、受託手荷物としてお預けいただけます。 家庭でペットとして飼われる猫や大半の 犬種をお預かりいたします。出発地・乗り継ぎ地・到着地の現地当局によるその他の規定が適用されることがあります。
各国当局の労働安全衛生規定により、ペットとケージの総重量が1個あたりの重量が32kgを超える場合、ペットは貨物としてお預かりします。
貨物として輸送する場合
ペットを空調が効く快適なスペースと、貨物室の安全性を確保するために、ご旅行の前にシンガポール航空カーゴオフィス(英語サイト)へご連絡ください。
ご出発前の準備について
出発前の準備
遅くともご出発の2週間前までに、シンガポール航空オフィスにお申し出ください。 その際、ペットに関する以下の詳細をお知らせください。
- タイプ / 品種 / 性別
- 名前
- 年齢
- 色
- ペットの重量
- ケージの重量
- ケージの寸法」 (幅x奥行きx高さ)
- 輸出入許可番号(すでにお持ちの場合)
以下の書類もご用意ください。
- 出発地・目的地・乗り継ぎ地の関連当局による輸出入許可
- 有効な健康診断書・狂犬病接種証明書
- 出発地・目的地・乗り継ぎ地の関連当局によって義務付けられたその他書類
空港でのチェックインの際、上記の書類をご提出ください。
スムーズな旅行のために
ペットとのスムーズなご旅行のため、空港に行く前に、ペットを受託手荷物として預ける場合のセルフチェックリストをご確認ください。
出発予定時刻の2時間前までにチェックインすることをおすすめします。米国からご出発の場合は、保安検査のため、出発の3時間前までにチェックインをしてください。
ケージについて
ケージはIATA(国際民間航空輸送協会)規定(英語サイト)に沿った仕様である必要があります。 それぞれ機材により高さの最大値が異なります。エアバスA350は70cm、エアバスA380は60cm、ボーイング777は101cm、ボーイン787は111cmまでです。
ケージは、風通しが良く、耐水性があり、ペットのサイズにあった以下のものをお選びください。
- 適切なサイズ: 中のペットがターンできるほど十分なスペースがある。自然な姿勢で立ったり、座ったり、横たわれるスペースがある。
- 換気機能: 最低3面に十分な換気口がある。
- 餌や水の容器: ケージの外からペットフード、水を補充できる。
- 施錠: ペットが逃げ出せないようしっかりしたつくりのケージ。
ケージ(奥行き, 幅, 高さ)の最小値の目安は、以下の通り、ペットのサイズによります:
奥行き = A + ½ B
幅 = C x2
高さ = D
A = 鼻先から尻尾の付け根
B = 地面から肘あたりまで
C = 肩幅は肩から一番幅が広い肩の部分まで
D = 通常の状態から頭の先または耳の先まで(いずれか高い方)。
ペットが2匹以上の場合、別々のケージが必要です。ただし生後3ヶ月から6ヶ月で、体重が14kg未満の子犬または子猫は、同じケージに入れることができます。1ケージにつき最大2匹の子犬または子猫を入れることができます。
さらに詳しい情報につきましては IATAウェブサイト(英語サイト) でご確認ください。
乗り継ぎについて
他の航空会社へ乗り継ぎのある場合は、当該航空会社のペットの輸送に関する規定に従う必要があります。詳しくは当該航空会社にお問い合わせください。
シンガポール航空は他の航空会社から乗り継がれるペットをお受けできません。
他の航空会社への乗り継ぎ
他の航空会社へ乗り継ぎのある場合は、当該航空会社のペットの輸送に関する規定に従う必要があります。詳しくは当該航空会社にお問い合わせください。当社においては他の航空会社から乗り継がれるペットをお断りする場合がありますのでご注意ください。
シンガポールのペットの輸出について
ペットをシンガポールへ/から輸出入する場合、 Animal & Veterinary Service (AVS)に申請を行ってください。 輸出入許可申請費はAVSに支払われます。
シンガポールでのトランジット
4時間以上シンガポールでトランジットする場合、猫または犬はAVSの指示により、 Changi Animal & Plant Quarantine station (CAPQ)に転送されます。 ペットの滞在費用は、AVSに支払われます。料金
お客様のペットと輸送用ケージは無料受託手荷物許容量に含まれません。お客様のペットと輸送用ケージの合計重量を超過分とみなし、超過手荷物料金が発生します。超過手荷物の事前購入割引はペットの輸送には適用されません。
米国発着便を除くすべてのフライト
ペットと輸送用ケージの合計重量で超過手荷物料金が決まり、別に徴収されます。
米国発着便
個数制が適用され、ペットと輸送用ケージは個々に超過手荷物料金が適用されます。
シンガポール経由にて輸送の場合、追加料金がかかる場合があります。
条件のある空港
ペットの輸送に関する規定や必要書類については、IATA Travel Centreをご参照ください。
下記の目的地へはペットを受託手荷物としてお預けいただけません。 詳しくは、最寄りのシンガポール航空カーゴオフィス (英語サイト)にお問い合わせください。
- オーストラリアへ/からの輸出入
- ブルネイへ/からの輸出入
- バリ(デンパサール)へ/からの輸出入
- ニュージーランドへ/からの輸出入
- 南アフリカへ/からの輸出入
- 香港特別行政区への輸送
- スリランカへの輸送
- 英国への輸送
輸送制限のある犬種
以下の犬種は、航空機の貨物室ではお預かりする事ができません。
- 秋田犬
- ボーアボール
- ボストンテリア
- ボクサー
- ブリュッセル・グリフォン(プチ・ブラバンソン)
- ブルドックすべて(アメリカン、フレンチとイングリッシュブルドックを含む)
- チャウチャウ
- ドゴ・アルヘンティーノ
- フィラ・ブラジレイロ
- ジャパニーズ・チン すべて(チン、ジャパーニーズ・スパニエル、ジャパニーズ・パグ)
- ラサ・アプソー
- マスティフすべて(ナポリタン、ドーグ・ド・ボルドー含む)
- ペロ・デ・プレサ・カナリオ
- ピット・ブルすべて(アメリカン・ピット・ブル、アメリカン・スタックフォードシャー・テリア、アメリカン・ブル・ドック、スタッフォードシャー・ブル・テリアを含む)
- パグすべて(Carlino, Mopshond, Mops Hund, ペキニーズを含む)
- シャーペイ
- シーズー
- 短頭種スパニエルすべて(キャバリア・キング・チャールス・スパニエル、イングリッシュ・トイ・スパニエル(キング・チャールス・スパニエル)、チベタン・スパニエルを含む
- 土佐犬